狸平改良
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狸平改良(たぬきだいらかいりょう)とは、国道158号線、長野県松本市内区間で行われている、道路の線形改良工事。稲核ダムより梓川沿いに下流側1.5kmを、新設のトンネルでつなぎ、急カーブや狭小な線形を改良する事を目的とする。
背景[編集]
この区間は、上高地など観光地に向けた大型バスが多数通過し、同時に長野県中南部と岐阜県を結ぶ重要な物流交通路、そして上高地・乗鞍高原などを含む安曇地区の、緊急通行路でもある。
しかし、現道は崖に挟まれた狭小かつ急カーブの連続する道路で、大型バスやトラックの行き違いが困難な個所が存在するほか、斜面からの落石が散発している。これを解決するため、狸平改良事業が検討されている。
建設[編集]
新設される区間は、稲核ダムから三本松トンネル付近の約1.5km。現道の宮沢洞門、明ヶ平下洞門、明ヶ平洞門は事業完了後廃道となる見込み。
2017年事業化され、工法等の検討が進められている。完了時期は未定。