熊本市議の乳児同伴問題

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

熊本市議の乳児同伴問題(くまもとしぎのにゅうじどうはんもんだい)とは、平成29年(2017年11月に発生した熊本市議の緒方夕佳が生後7ヶ月の自分の長男を連れて市議会の開会日に議席に座ったことである。これが問題となり、議長や事務局は退出を求めて問答となり、最終的に緒方は友人に長男を預けて開会はおよそ40分遅れた。緒方は「育児との両立に悩む世代の声を届けたかった」と説明したが、市議会は規則を無視して議事進行を妨げたとして厳重注意処分とした。市町村議員の出産をめぐっては平成27年(2015年)に全国の市町村議会が参考にする議会の標準規則が改正され、議会欠席理由に出産が盛り込まれている。それまでは「事故扱い」にされていた。以後、各地の議会でも改正は進んでいる。