漆奉行(うるしぶぎょう)とは、江戸幕府の役職の1つである。灯油・漆を幕府に収納し、社寺の什器管理などを職務とした。当初は漆奉行と油奉行が別々に創設されていたのだが、元禄8年(1695年)から漆奉行が油奉行を兼任することになったため、油漆奉行と書かれるようになった。勘定奉行支配。