清岡卓行

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清岡卓行(きよおか たかゆき、1922年6月29日-2006年6月3日)は、詩人・作家。

人物[編集]

中国・大連生まれ。東京大学文学部仏文科卒。在学中より日本野球連盟に就職。1964年退職。詩人・評論家として活動し、詩集を出したあと、1964年「アカシアの大連」で芥川賞受賞。1978年『藝術的な握手』で読売文学賞を受賞。85年『初冬の中国で』で現代詩人賞受賞。88年『円き広場』で芸術選奨文部大臣賞受賞。89年、詩集『ふしぎな鏡の店』で読売文学賞を受賞。91年紫綬褒章受章。

1994年日本藝術院賞受賞、日本藝術院会員となる。96年、詩集『通り過ぎる女たち』で藤村記念歴程賞受賞。99年『マロニエの花が言った』で野間文芸賞を受賞。2002年、詩集『一瞬』『太陽に酔う』で毎日芸術賞受賞。

李白杜甫の詩を愛し、「朝日新聞」に「李杜の国で」を連載したことがある。最初の妻に先だたれ、作家・詩人の岩阪恵子(24歳年下)と再婚した。