男性の性反応
※変態に思われないためにわざと堅苦しく書いてあります。
男性の性反応(だんせいのせいはんのう)については、性的興奮と性器も参考にしながら読んでいただきたい。 男性の性的興奮から射精に至るまでの反応を、アメリカのマスターズ博士とジョンソン女史によって報告されたマスターズ・ジョンソン報告は4つに分けて示した。
興奮期[編集]
性的なもの目で見る、あるいは感じとるなどして大脳に性衝動が起こって脊髄に伝わり、下にある勃起中枢を刺激して、仙髄下部の勃起神経が勃起反射を起こし陰茎の海綿体組織に血液が流入して、勃起する。自分が勃起していることに気づいたときにはもう手遅れであり、鎮まることなく次のフェーズに移行してしまう。ここで運命に抗えた人は賢者である。
平坦期[編集]
性的興奮が持続して、陰茎が勃起し続ける時期。一生懸命鎮めようとしてもなかなか鎮まらないのはこのフェーズがあるからである。逆に、慰めているひとにとってもこの期間は長くない方が良いだろう。はやく次のフェーズにイ行きたい。えっ、それはお前だけだって?
オーガズム期[編集]
性的興奮が頂点に達し、(射)精管と前立腺の筋肉の収縮で精液が後部尿道に押し出され、陰嚢が縮み上がり、球海綿体筋と坐骨海綿体の律動的収縮によって体外に射精される。ここで大事なのは快感(または性の悦び)即ちオーガズムである。これがなければ自分はなんのためにナニをしていたのかと慰めにならなくなってしまう。また、このときに痛みを伴う場合は尿路結石の可能性があり、早めに受診した方が良い。
消褪期[編集]
陰茎が萎縮し、その後の性的刺激に反応し得ない時期。いわゆる賢者タイムであり、お相手の方にも少々冷たくなるのもここだ。
補足[編集]
その後、マスターズ・ジョンソン報告にはアメリカ人のカプランが改良を加え、新たに性欲相、充血相、オーガズム相に分けている。重要なのは、我々が自由な「性活」を謳歌できているのはこのような性の話題に対し科学者達が真面目に取り組んだからであり、忌避されるのも、軽んじられるのもよくない。先人の研究に感謝しながら、日々夜を楽しんでもらいたい。