消える砂の像
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消えるのは、砂浜だけじゃない ―ACジャパン―
消える砂の像とは、ACジャパンによって放送されていた地球温暖化を題材とするテレビCMである。
概要[編集]
2002、2003年度全国キャンペーン。制作は電通中部支社。翌年度に同じシリーズとして『枯れる命』が制作されている。中学校の美術の教科書にも本作が掲載されていた。
見渡す限りの青空と、砂でできた「親子と思しき像」が映し出されるシーンから始まる。そして、非常におどろおどろしい不協和音のBGMとともに、
「温暖化の影響で、日本の砂浜の8割が消えると言われている」というテロップが入る。するとまもなく、左側の砂の像(おそらく親と思われる)が倒れる。
BGMは止むことは無く、最後に「消えるのは、砂浜だけじゃない」というメッセージが表示され、おなじみの「栄死~(エ~シ~)[Joke]」というコールでこのCMは終了する。
今日のテレビで放送したらまず間違いなくクレームが殺到するほどトラウマ要素が多すぎるため、現在でも伝説のCMとして語り継がれている。
とある噂[編集]
CMをよく見てみると分かるのだが、本編の8~10秒あたりの画面右側に、何やら上下に浮き沈みする黒い物体が確認できる。
これはCMに無関係な一般のサーファーが映り込んでしまっただけ、という人もいれば、海で溺れている人にしか見えない、と主張する人もいる。
公式からは当然何の発表も無いため、真相は闇の中である。