浮原一縷

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浮原 一縷(ふわら いちる)は、『誰もが恐れるあの委員長が、ぼくの専属メイドになるようです。』に登場する人物。

プロフィール[編集]

  • 所属 - 高校一年クラス委員長
  • あだ名 - 『影の委員長』、『終末を告げる委員長』、『我がクラスの黒巫女』

概要[編集]

第2巻で登場。浮原透の妹。長い黒髪をしている。名前を「一縷」というように漢字で表記されるのを嫌がっており、「いちる」というようにひらがなで表記されることが多い。

中学生になった頃から発育が増して胸も大きくなっている。高校一年生となった今では胸は大きい部類となった。幼いころは体が弱かった。それによって大きくなって寝込むことがなくなっても、反射的に透は容態を心配する。透の「誰かを放っておけない」という性分はこうして培われている。

ある日、雨が降って濡れてしまったままで教室に入ったところ、長い黒髪も濡れて一縷がまるで呪い殺しにやってきたようなビジュアルになっていた。それを見たクラスの問題児の男子が気絶してしまう。この事件によって周囲に感謝されたいちるは委員長になってしまい、『影の委員長』、『終末を告げる委員長』、『我がクラスの黒巫女』などと呼ばれて功績が称えられることとなった。

「にゃんにゃんメイドカフェ@にゃんとらてぃっぷ」で「ツキノ」という名前でメイドをしている。メイドの時は黒髪を左サイドで音符縛りにして、ネコ耳ネコしっぽ付きのメイド服を着る。後に兄からもらった髪飾りでツインテールにもしている。相手のことを大事にしようとしすぎて不意に変なことをしてしまうことがある。引っ込み思案だったため、どこまで踏み込んでいいのか分からずにイモリを出してしまったりする。中学校からの友人の及川里呼子は、いちるがメイドをしていることを知っている。

動向[編集]

作中では自宅で風呂に入っていた透の湯船に飛び込んできたのが初登場。怖い動画を見てしまって風呂場に飛び込んでスクール水着姿で透が出るまで一緒の浴室にいた。

「にゃんにゃんメイドカフェ@にゃんとらてぃっぷ」で「ツキノ」という名前でメイドのアルバイトをすることになって、先輩のスピカ(鈴木未翠)に指導を受ける。そこで未翠に頼まれた透がご主人様の役をすることになる。それによって、透にメイドのバイトを始めたことがばれるのだった。そして、自宅に帰った後に透にメイドになりたい理由を話す。兄が変わってきているから自分も変わりたくなってメイドになろうとしたと説明。メイドは人のために色々なことができ、スピカ先輩みたいな素敵なメイドになりたいと思っていると話す。立派なメイドになるまで秘密にするつもりだったが、ばれてしまったことで透にメイドになるための協力をお願いして「おにいちゃんご主人様」と呼ぶようになる。

弁当を作ってきた学校の昼休みに屋上で渡そうとしたところ、同じく弁当を渡していた未翠と出会う。そこで、お互いにメイドのスピカとツキノだということに気づかないまま、透に弁当を渡した。そして、未翠がスピカだと気づかないまま昼食を一緒に食べるのだった。

「マリー・アントワネット展」に及川里呼子と一緒に行ったところ、同じく未翠と来ていた透と出会う。それで慌てた未翠は透と一緒に自宅に帰っていった。だが、いちるも里呼子と自宅に来たため、スピカの姿になった未翠とツキノの姿になった状態で鉢合わせする。そして、スピカと透の専属メイドをかけた勝負をすることになる。その後、スピカと共に二人で透の専属メイドとなるのだった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]