浪川健治

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浪川健治(なみかわ けんじ、1953年- )は、歴史学者、筑波大学名誉教授。

人物[編集]

東京都生まれ。1976年弘前大学人文学部卒、1978年東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2004年「近世北奥社会の変容と民衆移動」で筑波大学文学博士。弘前大学講師、助教授、教授、筑波大学人文社会科学研究科教授。2019年定年退任、名誉教授。北方史・東北史。

著書[編集]

  • 『近世日本と北方社会』三省堂, 1992.6
  • 『アイヌ民族の軌跡』 (日本史リブレット) 山川出版社, 2004.8
  • 『近世北奥社会と民衆』吉川弘文館, 2005.1
  • 『北の被差別の人々 「乞食」と「革師」』解放出版社, 2021.6

共編著[編集]

  • 『近世大葛金山関係史料』校訂, 比内町史編纂室 編. 比内町教育委員会, 1986.1
  • 『日本農書全集 第36巻 地域農書 1 津軽農書案山子物語(陸奥) 』翻刻・現代語訳・解題、農山漁村文化協会, 1994.6
  • 『下北・渡島と津軽海峡』 (街道の日本史) 編. 吉川弘文館, 2001.7
  • 『近世武士の生活と意識 添田儀左衛門日記 天和期の江戸と弘前』編. 岩田書院, 2004.10
  • 『ローカルヒストリーからグローバルヒストリーへ 多文化の歴史学と地域史』河西英通,M.ウィリアム・スティール共編. 岩田書院, 2005.8
  • 『地域ネットワークと社会変容 創造される歴史像』長谷川成一監修,河西英通共編. 岩田書院, 2008.10
  • 『北方社会史の視座 歴史・文化・生活 第2巻』佐々木馨共編, 長谷川成一 監修. 清文堂出版, 2008.2
  • 『近世の空間構造と支配 盛岡藩にみる地方知行制の世界』編. 東洋書院, 2009.5
  • 『ゆれる境界・国家・地域にどう向きあうか 歴史教育と歴史学の協働をめざして 教科書に書かれなかった戦争 part 53』坂井俊樹共編著,森田武 監修. 梨の木舎, 2009.8
  • 『周辺史から全体史へ 地域と文化』デビッド・ハウエル, 河西英通共編. 清文堂出版, 2009.9
  • 『グローバル化のなかの日本史像 「長期の一九世紀」を生きた地域』河西英通共編. 岩田書院, 2013.5
  • 『近世日本の言説と「知」 地域社会の変容をめぐる思想と意識』小島康敬共編. 清文堂出版, 2013.6
  • 『江戸-明治連続する歴史』 (別冊環) 古家信平共編集. 藤原書店, 2018.1
  • 『明君の時代 十八世紀中期~十九世紀の藩主と藩政』編. 清文堂出版, 2019.3
  • 『近代移行期における地域形成と音楽 創られる伝統と異文化接触』北原かな子共編著. ミネルヴァ書房, 2020.1
  • 『十八世紀から十九世紀へ 流動化する地域と構造化する世界認識』編. 清文堂出版, 2021.12