法蓮寺(ほうれんじ)は、佐賀県唐津市西十人町の日蓮宗の寺。山号は高城山。
正長元年(1428年)九州の総導師職として松尾山光勝寺に住職をしていた久遠成院日親が、松浦郡石志村(現在の唐津市山本)に住んでいた真言宗の修験僧八幡坊法印を訪ね、法論を行った結果、八幡坊が弟子となり名を善林院日悟と改め、寺号を法蓮寺とした。
現在のものは、昭和6年に24世日解の代に再建された間口9間、奥行10間の堂で、日蓮宗の信者としても知られる東郷平八郎による高城山の山額が掲げられている。