江村優有
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江村優有(えむら ゆうあ、2002年12月4日 - )は、日本の女子バスケットボール選手。
経歴・人物[編集]
2002年12月4日[1]、長崎県佐世保市に生まれる。父はバスケットボールコーチ。母と二人の兄もバスケットボール経験者。3歳のときにバスケットボールを始める[2]。
2015年4月、佐世保市立広田中学校[3]入学。在学中は毎週父と米軍基地に行き、ピックアップゲームをする。成人男性もいるなかで(本人によると「大きいし速いし、すごい跳ぶ」)クイックのシュートは鍛えられる[1]。1年生と2年生の時には長崎県代表メンバーとして都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会(ジュニアオールスター)に出場[2]。チームは2年連続で準優勝を決める[4]。
中学時代の活躍が桜花学園高等学校の井上眞一監督の目に留まり、2018年4月、同校入学[5]。2018年6月、東海高等学校総合体育大会で準優勝[6]。2020年、第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会(SoftBank ウインターカップ2020)で主将としてチームを牽引、チームは2年連続の優勝を決める[2]。
2021年4月、早稲田大学入学。同年5月、第55回関東大学女子バスケットボール選手権大会でチームは第4位、江村は94得点を挙げ全体の第2位を記録[7]。特に3位決定戦では1試合で48得点を挙げる[5]。本人は「身長とかは関係なくて、スキルで相手を上回っていれば勝てる」と『Number』誌のインタビューで話す[1]。
2023年6月、ウィーンで開催されたFIBA 3×3ワールドカップ2023に日本代表チームのメンバーとして出場。チームは世界12位となる[8]。
出典[編集]
- ↑ a b c Number 2022, p. 3.
- ↑ a b c 松原 2021.
- ↑ “平成29年度 公益財団法人佐世保市体育協会 スポーツ表彰受賞者一覧(PDF)”. 佐世保市スポーツ協会, 佐世保市スポーツ少年団, 佐世保市スポーツ推進委員協議会, 佐世保市スポーツ振興課. 2023年9月4日確認。
- ↑ “過去の大会記録”. 公益財団法人日本バスケットボール協会. 2023年9月4日確認。
- ↑ a b 冷水 2021.
- ↑ “名門・桜花学園バスケ部のスーパールーキー・江村優有(15) 名将も認める『バスケIQ』”. 中部日本放送株式会社 (218-07-10). 2023年9月4日確認。
- ↑ “第55回関東大学女子バスケットボール選手権大会”. 関東大学女子バスケットボール連盟. 2023年9月4日確認。
- ↑ 鈴木健一郎 (2023年6月5日). “『MVPコール』を浴びる活躍、江村優有が振り返る3x3ワールドカップ「得点を求められてプレーできるのは楽しい」”. news.yahoo.co.jp. 2023年9月4日確認。
参考文献[編集]
- 「FACE 江村優有(バスケットボール)」、『Number』第43巻第14号、文藝春秋、2022年8月4日。
- 冷水睦実 (2021年5月11日). “第55関東大学女子バスケットボール選手権大会 5月9日 栃木・白鴎大学大行寺キャンパス”. 早稲田スポーツ新聞会.
- 松原貴実 (2021年1月29日). “桜花学園・江村優有 苦労を苦労と感じず突き進んできた高校界屈指のポイントガード”. 4years.asahi.com. 2023年9月4日確認。
- “江村 優有 エムラ ユウア”. 一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ. 2023年9月4日確認。