萩原彦太郎社中(東京都新宿区)、萩原正義社中(板橋区)、岡田社中(さいたま市南区)、前田社中(入間郡三芳町)、石山社中(新座市)などで伝承されている。
相模流と江戸流に大別され、囃子に使用する能管の構造が異なるが、どちらも演目などの技芸的な差はない。代表的な演目に「八雲神詠」「天之磐戸」などがある。ほかに稲荷信仰から派生した「神明種蒔」、近年は「紅葉狩」や「釣女」など能や狂言から取材した演目も上演されることがある。