江崎誠致

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江崎誠致(えざき まさのり、1922年1月21日-2001年5月24日)は、作家。

人物[編集]

福岡県久留米市生まれ。旧制明善中学校中退。図書館講習所を経て、小山書店に入社。戦後1949年、独立して冬芽書房を設立するが、1950年より共産党の地下活動に専念。1955年に喀血して以来、療養生活を送り、1957年に『ルソンの谷間』を発表、直木賞を受賞する。63年『抱擁記』を東京新聞に連載。64年に『運慶』、72年『道鏡』、「江崎誠致戦争と青春文学選」全3巻、「江崎誠致の碁の本」全3巻、エッセイ集『らんか帖』などがある。囲碁に詳しかった。