汗(あせ)とは、動物が体温を下げるために汗腺から出す液体。成分の99%以上は水で、本来、匂いはない。
仕組み[編集]
蒸発するときの気化熱で体温を奪う。体の末梢部より中心部でかきやすい。特に額にはかきやすいが、これは熱に弱い脳を守るための仕組み。
あまりにも汗をかきすぎたり、かかなかったりするようでは、病気とされる。前者を多汗症、後者を無汗症や乏汗症という。特に無汗症では体温調節ができなくなり、危険な状態である。
日本語では、汗は努力の象徴とされる。例えば、「皆のために汗を流す」は「皆のために努力する」の意味。