水瀬まりんの航海日誌
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『水瀬まりんの航海日誌』(みなせまりんのログブック)は、フクハラマサヤによる日本の4コマ漫画作品。
概要[編集]
『まんがタイムきららMAX』2013年8月号から10月号までゲスト掲載。『まんがタイムきららMAX』2014年1月号から2015年9月号まで連載された。
ストーリー[編集]
水瀬まりんは、女子高校生として日本で暮らしていたが、日本K県某軍港で軍艦を友達と見ていたところで濃霧が発生、船が揺れて海に落ちたら、異世界の「海球(アクアス)」に迷い込んでしまった。まりんは「陽炎」に乗る4人の少女雪風舞、霧島由花、大村時雨、山城あおばと元の世界に帰るための手がかりを探すことになる。
登場人物[編集]
陽炎[編集]
- 水瀬 まりん(みなせ まりん)
- 女子高校生。日本K県某軍港で軍艦を友達と見ていたところ、濃霧の中で船が揺れて海に落ちてしまう。すると異世界の「海球(アクアス)」に迷い込んでしまい、海に浮かんでいたところを「陽炎」に救助される。そして、「陽炎」に乗る4人の少女たちと元の世界に戻る手がかりを探すことになった。
- 料理下手。自分が陽炎のみんなに頼ってばかりいることを気にしている。舞のことを可愛いと思っている。
- 雪風 舞(ゆきかぜ まい)
- 「陽炎」艦長。小柄な少女。陽炎のことをバカにされると怒る。
- まりんのことをよく気にかけてくれている。
- 霧島 由花(きりしま ゆか)
- 「陽炎」砲雷長。まりんと舞で百合妄想をすることが多い。陽炎のみんなに興奮してよく鼻血を流している。まりんのことをいじるのが好き。黒髪パッツンの長髪。貧乳。
- 大村 時雨(おおむら しぐれ)
- 「陽炎」副艦長。冷静沈着なみんなのお姉さん。
- 山城 あおば(やましろ あおば)
- 「陽炎」機関長。機械関係に強く、時計台の修理もできる。いつも元気いっぱいな少女。匂いを嗅いで食事が安全かどうか見極められる。
その他[編集]
- 武蔵の艦長
- 40年前に霧包まれたときに出会った船団から軍艦の武蔵を盗み出したおじいさん。一人で気ままに旅をしている。まりんが異世界から来たと聞いて、武蔵に乗るようになった話を伝えた。
- アキ
- 巨大魚に襲われていたところを陽炎に助けられた女の子。陽炎のみんなを自分たちが住んで商売をやっている港艦ノザキまで案内した。両親はミウが小さいときに亡くなっており、ミウの母親代わりとなっている。
- 悪気はないようだが、思ったことを口に出してしまう。
- ミウ
- アキの妹。ツンデレ。姉のことが大好き。あおばと友達になる。
- 体が弱い。あおばが時計台に登った時は怖くなってしまって発作を起こしてしまっているが、落ち着けば元に戻っている。
- アリサ・ウォーカー
- 海球を航空機で飛んで物資輸送の仕事をしている。陽炎に乗艦して、中を案内してもらう。萌え文化が好きで、日本のことを色々と誤解している。
- まりんと同じで地球から来た。家の庭で飛行中に濃霧が発生して迷い込んでしまい、一年以上いる。それなりに異世界を楽しんでいるが、自分の腕の傷をみせて海球には危険なこともあるとまりんに警告する。そして、海球には地球に関わるものを排除しようとする者がいると伝える。
- サーモピレ号の乗員
- 船のレースに出場した二人の男。陽炎のことをバカにする。
- 神樹 海環(しんじゅ みわ)
- 島風艦長。靴で盛って背を高く見せようとしており、こけたりもしてしまう。
- まりんが島風の乗員になれば、地球と陽炎について教えると条件を出すが、断られる。
- 柴田
- 島風副艦長。海環のことをフォローする。
用語一覧[編集]
- 海球(アクアス)
- まりんが迷い込んだ異世界。海球という名前はまりんが名付けた。地球よりも陸が少なく、海が多い。そのため、船の上に様々な施設がある。
- 陽炎(かげろう)
- まりんが海球の海に浮かんでいたところを救助されて、そのまま暮らすことになった軍艦。
- 港艦ノザキ
- 農業艦で食料が豊富。居住艦に移ってしまうので子供は少ない。
単行本[編集]
まんがタイムKRコミックス(芳文社)より発行。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
水瀬まりんの航海日誌 1 | 2014年10月2日(2014年9月27日発売) | ISBN 978-4-8322-4485-6 |