母畑温泉
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母畑温泉(ぼばたおんせん)とは、福島県石川郡石川町大字母畑に存在する温泉である。
概要[編集]
阿武隈川の支流の北須川を遡ったところにある温泉で、元湯(または上ノ湯)、中ノ湯、下ノ湯の3つに分かれている。泉質はラジウム泉で、古くから神経痛、切傷に効果がある名湯として多くの人に好まれた。
母畑の名の由来は、源氏の名将・源義家が前九年の役で奥州の安倍氏と戦っていた際に傷ついた愛馬の足を、この温泉に入浴させて治したことから山神にそのお礼として母衣と旗を奉納したことからといわれ、当初は「母衣旗」(ほろはた)と言われていたらしいが、それが転訛して母畑になったといわれている。
北須川の堤防には桜が多く、裏手の雷神山と呼ばれる丘は眺望もよく、頂上には巨大な岩があり、慈母観音像が建っている。そのほか、周辺には屋外プールやテニスコート、スケート場などがある。