『死靈』(しれい)は、埴谷雄高作の長編小説。作者死去の為未完に終わった。
1946年から『近代文学』紙上に連載が始まり、その後も長いブランクを挟みつつ、掲載誌も変えつつも連載が続いた。1995年までに九章を発表した。作者の埴谷雄高はその2年後に死去している為、この作品は未完に終わっている。
形而上学的な内容になっており、非常に難しく、読む人を選ぶ小説である。