死のう団事件
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死のう団事件(しのうだんじけん)とは、昭和12年(1937年)2月17日に日本で発生した事件である。
概要[編集]
昭和12年(1937年)2月17日、東京府の国会議事堂など5箇所において、「死のう、死のう」と叫びながら5人の青年が割腹自殺しようと試みた。この5人はいずれも取り押さえられて、全員軽傷で済んでいる。
この5人は日蓮会殉教衆青年党に所属していた。これは日蓮宗の改革を目標として布教活動をしていたのだが、この事件で当然のように治安当局にマークされて弾圧の対象に認定されてしまった。昭和13年(1938年)に日蓮会殉教衆青年党の教祖が病死したことにより、この団体は自然消滅した。