構造化プログラム

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構造化プログラムとは、制禦構造を「分岐構造(IF文)」「ループ構造(FOR文・WHILE文・DO文)」「大域脱出」だけで書いたプログラムをいう。

ダイクストラによる「GOTO排斥論」[1]で、「行番号だのラベルだのがプログラムの可読性を落としているのだ」とされたことを契機に広まった。

概要[編集]

若干の縛りはあるものの可読性は高く、保守担当者にとっては非常にありがたい[2]ハッカーとしてはいいような悪いような感じで賛否はあるが、ロマンでプログラムは動かんので仕事が軽くなって重宝されている。
だけど昔気質のアセンブラ・プログラマにとっては寂しい感じはしないでもない。

脚注[編集]

  1. 「強盗退治の大楠虎」と日本では呼ばれた。
  2. かつて、とある仕事で「FORTRAN を C 言語にコンバートした」というGOTO の嵐のような謎のコードに遭遇したことがあるが、「熱間鍛造のワーク(素材)の流れをペトリネットで表現したらこうなった」というのが判って腑に落ちた。以来、道端にある滑り止めのある鉄板を見ると、「よしっ!」という気分になる。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

外部サイト[編集]

その他[編集]