栃原岩陰遺跡(とちばらいわかげいせき)は、長野県南佐久郡北相木村に存在する遺跡である。
縄文時代早期の遺跡と推定され、昭和40年(1965年)に発見された。それ以後、10年にわたり信州大学を中心に発掘が行われ、10体以上の人骨をはじめとする多くの遺物が出土している。人骨は北相木人と名付けられている。
遺物は人類学や考古学の研究において大変貴重なものとされており、日本の縄文時代早期を代表する重要な遺跡として、国の史跡に指定されている。