柳川美空
柳川美空(やながわ みくう、2006年頃 - )は、日本の女子陸上選手。2020年、棒高跳びの中学最高記録を樹立。
経歴[編集]
2012年4月1日、前橋市立荒巻小学校[1]入学。4年生のとき棒高跳びを始める[2]。練習場所は北群馬郡吉岡町漆原のベル・ドームなど[1]。
2016年9月3日、城沼総合体育館(館林市つつじ町)で開催された館林市民秋季大会レスリング競技会の「5-6年30キロ級」で優勝[3]。
2017年10月28日、正田醤油スタジアム群馬(a.k.a群馬県立敷島公園陸上競技場、前橋市敷島町)で開催された第46回群馬県小学校陸上教室記録会の「女子50メートルハードル」で第17位(記録:8.83)[4]。
2018年4月1日、前橋市立南橘中学校[5]入学。
2019年9月22日、前橋総合運動公園陸上競技場(前橋市荒口町)で開催された前橋市民スポーツ祭陸上競技大会兼前橋市中学校秋季陸上競技大会の「女子2年100メートル」で第3位(記録:13.14)。「女子400メートルリレー」で第4位(記録:54.61)。チームメイトは上原玲愛(1年)、青木優依奈(2年)、篠原柚月(2年)[5]。
2020年10月1日、デンカビッグスワンスタジアム (a.k.a新潟スタジアム、新潟市中央区清五郎)で開催された第104回日本陸上競技選手権大会に、男女・全種目を通じて唯一の中学生として出場[6]。3メートル90の中学最高記録をマーク、第6位入賞[7]。『広報まえばし』の取材に対し、自らのの強みについて「飛ぶ前の助走。部活動で100メートルもやっていて短距離走には自信がある」と述べる。また、「(飛んだ後の)空中での技術についてはまだまだ。その練習を頑張っている。メンタルが大事なのでプラス思考を心掛けている」とのこと[2]。
2021年4月1日、前橋育英高等学校入学。4月25日、神戸市の神戸総合運動公園ユニバー記念陸上競技場で開催された日本グランプリシリーズ神戸大会・第69回兵庫リレーカーニバルの「女子棒高跳決勝」で全国4位。記録:3m83(高校1年生としては歴代4位)[8]。5月2日、日本棒高跳室内選手権で記録:4m00(高1では2人目)。6月18日、川崎市の等々力陸上競技場で開催された「北関東高校陸上」(7月28日から8月1日まで福井県で開催されるインターハイ地区予選)の北関東地区の女子棒高跳びで優勝。記録:4m00(高校歴代5位タイ、高1最高記録)[9]。
その他[編集]
小学生時代、父がレスリングをやっていたがその練習に参加。その頃身に着けた筋力やスポーツに対する姿勢は今の競技に活きている(本人による)[2]。
女子棒高跳の中学記録であるが、2020年11月現在の歴代第2位は2008年3月31日に浜松市立天竜中学校2年生の小田嶋怜美によってマークされた3メートル71である[7]。
出典[編集]
- ↑ a b 「棒高跳び選手の聖地ベル・ドームに寄せる思い 夢を抱いて跳べ!」、『前橋パリッシュ』第38号、中広、2017年、 2-3頁。
- ↑ a b c 「さらなる高みを目指して」、『広報まえばし』第1663号、前橋市役所、2020年11月1日、 10頁。
- ↑ 「パレイストラ勢奮闘! 千代田は6人が優勝!」、『闘虎』第48号、群馬県レスリング協会、2016年、 3頁。
- ↑ “女子小学 50mH タイムレース総合結果”. grkjmrkj.ec-net.jp. 2020年11月2日確認。
- ↑ a b “令和元年度 前橋市民スポーツ祭陸上競技大会 兼 前橋市中学校秋季陸上競技大会”. menet.ed.jp. 前橋市. 2020年11月1日確認。
- ↑ “柳川(前橋南橘中)健闘6位 女子棒高跳び 陸上日本選手権”. jomo-news.co.jp. (株)上毛新聞社 (2020年10月2日). 2020年10月29日確認。
- ↑ a b “【棒高跳】中学生の柳川美空が中学最高記録3m90で6位入賞/日本選手権”. 月陸Online. (株)陸上競技社 (2020年10月1日). 2020年10月29日確認。
- ↑ “【陸上競技部】日本グランプリシリーズ神戸大会 女子棒高跳 全国4位”. maebashiikuei-h.ed.jp. 学校法人群馬育英学園前橋育英高等学校. 2021年6月23日確認。
- ↑ 松永貴允 (2021年6月22日). “女子棒高跳の柳川美空が高校歴代5位タイ&高1最高の4m00をクリア!/IH北関東大会”. rikujyokyogi.co.jp. (株)陸上競技社. 2021年6月23日確認。