柊さんちの吸血事情
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『柊さんちの吸血事情』(ひいらぎさんちのきゅうけつじじょう)は、吉河美希による日本の漫画作品。
概要[編集]
『別冊少年マガジン』2021年11月号から連載されている。吉河美希にとっては『週刊少年マガジン』に連載中の『カッコウの許嫁』との同時連載となる。
ストーリー[編集]
児童養護施設で14歳まで育てられた源翔太は、柊家に引き取られる。そこで、柊家が吸血鬼の一家であり、翔太は柊雪枝の吸血衝動を抑えるための生き血を得るために殺すために引き取られたことを知る。ふつうは吸血鬼に血を吸われると死んでしまうが、翔太は特別な血を持っていたことで雪枝に血を吸われても生き延びることができた。そして、翔太は育ててもらった児童養護施設に資金援助してもらう代わりに柊家の一員となるのだった。
登場人物[編集]
翔太と柊家[編集]
- 源 翔太(みなもと しょうた)
- 本作の主人公。孤児であり、児童養護施設「こもれびの里」で10年間育って14歳となったときに、柊家に引き取られる。そこで柊家が吸血鬼の一家だと知り、自分は血を吸うために殺される予定だったことを知る。翔太が特別な血液を持っていたことで血を吸われても死なずにすみ、翔太は児童養護施設に資金援助してもらう代わりに柊家の一員となることを提案して受け入れられた。
- 柊家に来てから雨々と同じ中学に転入。
- 喧嘩は強く、男数人相手でもボコれる。
- 柊 晴海(ひいらぎ はるみ)
- 柊家の長女。19歳の大学1年生。
- 柊 雪枝(ひいらぎ ゆきえ)
- 柊家の次女。
- 人を殺してまで生きたくないと思っていたが、禁断症状があらわれて家族によって翔太が連れてこられたことで我慢ができずに吸血。だが、翔太が特別な体質だったこともあって、翔太を殺さずにすみ、自分が生きることを受け入れる。
- 柊 雨々(ひいらぎ めめ)
- 柊家の三女。13歳の中学1年生。
- いつか渇きがきて友達を襲ったらと思ってしまって友達と距離を置いていた。翔太の言葉で友達とファミレスに行ったりするようになるも、そのときに渇きがきて萌を襲ってしまう。噛みついただけで血は吸わなかったため、萌は無事にすみ、そのときに翔太の血を初めて吸う。
- 柊 八雲(ひいらぎ やぐも)
- 柊家の父親。
- 柊 みぞれ(ひいらぎ みぞれ)
- 柊家の母親。
楠家[編集]
- 楠 セージ(くすのき セージ)
- 高校2年生の17歳。雪枝と同じ高校に通っているが、高校では普段とは違って真面目な格好をしている。
- 人間だが、楠家が吸血鬼の名門ということもあって対外的には吸血鬼のふりをしている。
- バジルの渇きを何とかするために翔太を家に招く。
- 楠 バジル(くすのき バジル)
- 中学2年生の14歳。吸血鬼の公爵の娘であり、渇きが来ているが、翔太の血を吸うことは拒否していた。兄のセージらを襲わないためにも人間をよせつけないようにしようとしていたためだが、翔太とは仲良くなり、同じ学校ということもあって積極的に近づいてくる。
その他[編集]
- みすず
- 翔太と同じ施設で育った女の子。翔太のことは「ショウ」と呼んで好意を抱いている。
- 一度は翔太のことを心配して連れ戻そうと柊家にやってくる。雪枝と翔太が付き合っているという話を聞いて、本当は付き合っていないことに気づきつつも一度は引き下がるが、雪枝にショウは渡さないと宣戦布告する。
- 立花(たちばな)
- 児童相談所の職員で翔太の担当をしている。
- 萌(もえ)
- 雨々の友人。雨々とファミレスに行った帰り道に噛みつかれたことで、雨々が吸血鬼だと知る。雨々が吸血鬼ということは秘密にすると約束している。
用語一覧[編集]
- 吸血鬼(きゅうけつき)
- 人間よりも身体能力が高い。血を吸わないと生きられない体質であり、普段は輸血パックなどで飲んでいる。成長期には新鮮な血が必要なため、生きた人間から血を吸うが、翔太のような特異体質を除いて血を吸われた人間は死んでしまう。
単行本[編集]
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 | 2022年5月17日(2022年5月17日発売) | ISBN 978-4-06-527926-7 |
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2 | 2022年12月16日(2022年12月16日発売) | ISBN 978-4-06-529988-3 |
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3 | 2023年8月17日(2023年8月17日発売) | ISBN 978-4-06-532605-3 |
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4 | 2024年4月17日(2024年4月17日発売) | ISBN 978-4-06-532605-3 |
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