枯草菌(こそうきん)とは、「納豆菌」である。藁とか木の葉とか羊歯の葉とか、もう至るところにいる。培養技術も確立しているので、よく利用されている。
摂氏五十度から七十度くらいのお湯で藁やら木の葉やら羊歯の葉やらを殺菌し、澱粉質(白米で充分である。大豆の水煮缶でもよい)を加えて温蔵庫に入れて放っておくと野生の枯草菌が培養できる。ただし、学術的価値は低いと思われる。すでに商業的に純粋培養された品種が確立しているからである。
「納豆菌」なので、フツーに食える。