新宿区立 林芙美子記念館

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新宿区立 林芙美子記念館(しんじゅくくりつはやしふみこきねんかん)は東京都新宿区にある作家の林芙美子の業績を展示する記念館である。

概要[編集]

小説家・林芙美子が昭和16年から昭和26年まで住んでいた旧居が、記念館として一般公開されている。 昭和5年に杉並から移り、亡くなるまで足かけ22年間落合に住んでいた。建築家山口文象の設計による和風建築である。数寄屋造りの平屋建て。東西南北、風が吹き抜ける家をコンセプトに作られた。 1941年(昭和16年)に建造され、東京都選定歴史的建造物となっている。入口には「林芙美子旧居」の立て札がある。庭には飛石と石灯籠、様々な植栽が配されている。

特別公開[編集]

通常は建物外側から室内をみるだけであるが、年間6回ほど特別公開されており、室内を見学できる機会がある。和室の更紗模様の箪笥はインド更紗の布地を貼り大工に特注で作らせた。目白崖線の坂に立っているため、家の北側はかなり急な崖である。芙美子名義の主屋と、夫名義のアトリエ棟の二棟が勝手口でつながる。玄関脇の小間は当初は母親のキクが使用していた。小間は特別公開でなければ見ることはできない。

基本情報[編集]

  • 名称:新宿区立 林芙美子記念館
  • 開設:1992年(平成4年)3月22日
  • 管理者:公益財団法人 新宿未来創造財団
  • 住所:〒161-0035 東京都新宿区中井2-20-1
  • 開館時間:10:00~16:30
  • 料金:150円
  • 定休日:月曜日(月曜日が休日にあたるときはその翌日)、年末・年始(12月29日~1月3日)
  • 交通:西武新宿線 中井駅から徒歩7分

公式ページ[編集]

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