林克也

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林 克也(はやし かつや、1918年 - )は、日本の科学・軍事評論家。

神奈川県生まれ。逗子開成中学校[1]東京工業大学研究助手を経て、民主主義科学者協会幹事[2]。1966年10月、西沢隆二(ぬやまひろし)、大塚有章と同人になって『毛沢東思想研究』(毛沢東思想研究会)を発行[3]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『人類と環境の歴史的形成』三一書房、1949年
  • 『幸福をつくる科学』蒼樹社、1954年
  • 『未来をつくりだす原子力』青木書店(青木新書)、1955年
  • 『原子戦略と軍事科学』平凡社(へいぼんぶっくす)、1957年
  • 『日本軍事技術史』青木書店、1957年
  • 『恐怖を作る人々』講談社、1958年
  • 『宇宙を開く――ロケットと人工衛星』筑摩書房(新中学生全集)、1959年
  • 『小説日本海軍』講談社、1962年
  • 『アメリカの悲劇――ローゼンバーグ事件の真相』弘文堂(フロンティア・ブックス)、1964年
    • 改装版『ローゼンバーグ事件――その謀略の構造』弘文堂(フロンティア・ブックス)、1965年
  • 『アメリカの極東軍事戦略』新日本出版社(新日本新書)、1964年
  • 『米中もし戦わば――その可能性と仮想作戦図』光文社(カッパ・ブックス)、1966年

共著[編集]

  • 『科学は自殺する――殺人兵器への抵抗』菅井準一共著、同光社磯部書房、1953年
  • 『原子戦争』武谷三男、星野芳郎共著、朝日新聞社(市民のための原子力)、1957年
  • 『ミサイルと日本――基地の恐怖』安藤敏夫、木村喜八郎共著、東洋経済新報社、1958年
  • 『科学時代 第1巻 自然と創造』丹羽小弥太、岸田純之助共著、筑摩書房、1961年
  • 『科学時代 第2巻 病気のない世界』丹羽小弥太、岸田純之助共著、筑摩書房、1961年
  • 『科学時代 第3巻 オートメーション』丹羽小弥太、岸田純之助共著、筑摩書房、1961年
  • 『科学時代 第4巻 エネルギー』丹羽小弥太、岸田純之助共著、筑摩書房、1961年
  • 『科学時代 第5巻 平和のための科学』丹羽小弥太、岸田純之助共著、筑摩書房、1961年

訳書[編集]

  • 『現代戦と科学・技術――ソ連の新しい軍事科学』ゲ・イ・ポクロフスキー著、太田多耕共訳、新日本出版社、1962年
  • 『ノモンハン空戦記――ソ連空将の回想』ア・ベ・ボロジェイキン著、太田多耕共訳、弘文堂(フロンティア・ブックス)、1964年

脚注[編集]

  1. 臼井吉見編『現代教養全集 第20巻 宇宙時代』筑摩書房、1960年
  2. 陸軍史研究会編『日本陸軍の本・総解説――伝記・回想録・軍事史・戦記・戦争文学の名著・全展望』自由国民社、1985年
  3. 社会問題研究会編『増補改訂'70年版 全学連各派――学生運動事典』双葉社、1969年、186頁