松本たかし

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

松本たかし(まつもと たかし、1906年1月5日ー1956年5月11日)は、俳人

人物[編集]

東京神田生まれ。宝生流能役者・松本長の長男。本名・孝。14歳で肺尖カタルとなり、高浜虚子に師事して療養のかたわら俳句を始める。1946年『笛』を創刊。小説も書いた。1954年『石碑』で読売文学賞を受賞。

著書[編集]

  • 『松本たかし句集』欅発行所、1935
  • 『鷹 松本たかし句集』竜星閣、1938
  • 『弓』 (俳苑叢刊) 三省堂、1940
  • 『えごの花 随筆』六興商会出版部、1942
  • 『鴎 雑詠句集』選, 村瀬虹雨楼 編、「鴎」発行所、1942
  • 『鉄輪』丸岡出版社、1942
  • 『野守 松本たかし句集』笛発行所、1946
  • 『俳能談』阿寒発行所、1947
  • 『互選句集』 (かに俳句選書) 皆吉爽雨共著、かに書房、1948
  • 『松本たかし句集』(角川文庫)上村占魚 解説、1956
  • 『たかし全集』笛発行所、1965-1968
  • 『松本たかし』(蝸牛俳句文庫) 山本洋子 編著、蝸牛社、1997.1