松戸清裕
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松戸 清裕(まつど きよひろ、1967年 - )は、ソヴィエト連邦史の研究者。北海学園大学法学部教授。
雪解け後のソ連研究[編集]
雪解け後のソ連政府は当局に届いた手紙や投書の山から、ある程度の民意を把握し不満と要望に応えていた。求職中の失業者がブレジネフ書記長とコンタクトを取って働き口を得たりする等、人々と政権の間では濃密な意思疎通が交わされていたという。松戸はこうした事例を挙げて、一党制民主主義と表現している。
著書[編集]
- 『ソ連史』筑摩書房(ちくま新書)、2011年12月5日
- 『ソ連という実験: 国家が管理する民主主義は可能か』 筑摩書房(筑摩選書)、2017年1月11日
- 『ロシア革命とソ連の世紀 3 冷戦と平和共存』 責任編集、岩波書店、2017年8月10日
- 『ロシア革命とソ連の世紀 4 人間と文化の革新』 責任編集、岩波書店、2017年9月29日