松井暁
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松井 暁(まつい さとし、1960年 - )は、マルクス経済学者。専修大学経済学部教授。専門は社会経済学、経済哲学[1]。
1986年東京大学文学部哲学科卒業。1991年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学[2]。大学院で松石勝彦のもとで学ぶ[1]。1991年一橋大学経済学部助手。1992年富山大学教養部講師、1993年経済学部講師、1994年助教授。2000年立命館大学経済学部助教授、2004年教授。2007年専修大学経済学部教授[2]。2015年「自由主義と社会主義の規範理論 : 価値理念のマルクス的分析」で博士(経済学)(一橋大学)[3]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『自由主義と社会主義の規範理論――価値理念のマルクス的分析』(大月書店、2012年)
- Socialism as the development of liberalism : Marxist analysis of values, Palgrave Macmillan, 2022.
- 『ここにある社会主義――今日から始めるコミュニズム入門』(大月書店、2023年)
- 『社会民主主義と社会主義』(専修大学出版局、2024年)
共編著[編集]
- 『アナリティカル・マルキシズム』(高増明共編、ナカニシヤ出版、1999年)
- 『ポスト・リベラリズム――社会的規範理論への招待』(有賀誠、伊藤恭彦共編、ナカニシヤ出版、2000年)
- 『現代規範理論入門――ポスト・リベラリズムの新展開』(有賀誠、伊藤恭彦共編、ナカニシヤ出版、2004年)
- 『ポスト・リベラリズムの対抗軸』(有賀誠、伊藤恭彦共編、ナカニシヤ出版、2007年)
訳書[編集]
- フランク・カニンガム『民主政の諸理論――政治哲学的考察』(中谷義和共訳、御茶の水書房、2004年)
- G.A. コーエン『自己所有権・自由・平等』(中村宗之共訳、青木書店、2005年)