東武30000系電車
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東武30000系電車(とうぶ30000けいでんしゃ)は、東武鉄道の通勤形電車である。1996年から2003年にかけて150両が製造された。 鉄オタからは通称「秋刀魚(さんま)」として知られている。
概要[編集]
1997年に営業運転開始し、浅草口を中心とした地上線で使用され、2003年に曳舟駅 - 押上駅間の開業と押上駅 - 水天宮前駅間開業に伴い半蔵門線、田園都市線での相互直通運転を開始した。
また直通により、南栗橋駅(埼玉県久喜市)から中央林間駅(神奈川県大和市)間98.5kmに及ぶ長距離運転が日常的になった。また田園都市線への乗り入れ開始に伴い、東武車両が営業運転としては初めて神奈川県内でも見られるようになった。
しかし、2006年に50050系が登場すると連結面間の運転台がデッドスペースになることから地上線区での運用が主となり、2011年から2021年にかけて全車が東上線系統に転属し、2022年現在は150両全車が東上線に配置される。
東上線に転属したあとは基本的に分割しないため、中間運転台を中間車化改造し、先頭車の電気連結器を撤去している。ただし、中間の元先頭車には残存している。
他編成はもちろん、10000系列との併結も可能で、本線時代は10000系列と併結して運用に入ることもあった。前述の通り、元先頭車部分には電気連結器がそのまま残っているのでやろうと思えば他編成との連結も可能であると思われる。
2023年12月頃より、31601Fと31401Fが運用に入っていないという情報が出回っている。
余談だが東急民からは嫌われており以前『30000系最高』と捉えられるツイートをしたら炎上した人がいる。