末続トンネル (常磐線)

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末続トンネル(すえつぎとんねる)とは、JR常磐線に存在するトンネルである。現在使用されているトンネルと電化前に利用されていた旧末続トンネルが極めて近い位置に存在しているのが特徴。

概要[編集]

常磐線の久ノ浜駅広野駅の間には本トンネルを始め、10本近くのトンネルが存在していた。1967年、当該区間が電化することになり、それまでのトンネルの断面が狭く電化できないことから新しい規格のトンネルが造られた。

旧末続トンネル[編集]

旧末続トンネル坑門

従来のトンネルと路床は廃止され、一部が道路に転用された。旧末続トンネルはその一部であり、旧夕筋トンネルと同様に一般開放されていた。なお、2023年現在はチェーンにより閉鎖されている。 平側のポータルはレンガ造りであり、上部に破風が設けられており、ピラスターやレンガ造りも相まってなかなかの雰囲気を持っている。これは鉄道として使われていた当時、踏切が近く人目に触れるトンネルであったことが影響しているのではないかといわれている。
このトンネルと旧夕筋トンネルの間には海岸があったが、現在は閉鎖により容易に立ち寄ることができなくなっている。 かつては自動車の乗り入れも可能であったため、訪れやすい廃トンネルでもあった。

関連項目[編集]

外部サイト[編集]

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