木本誠二

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木本誠二(きもと せいじ、1907年9月26日-1995年3月29日)は、医師・外科学者。

人物[編集]

広島市出身。旧姓・中西。1931年東京帝国大学医学部卒、1938年医学博士。東京帝大病院塩田外科、都築外科、1944年東京帝大助教授、52年東京大学医学部教授、木本外科主任、65年東大病院長、三井厚生病院(のちの三井記念病院)院長兼任、68年退官、名誉教授、三井記念病院長専任、76年名誉院長。心臓血管外科の権威。1963年朝日文化賞,1970年武田医学賞,1978年勲二等瑞宝章受勲。

著書[編集]

  • 『外科学 ヘルニア篇』(簡約医学叢書)学術書院、1946
  • 『外科学 B (頸部・胸部篇)』(簡約医学叢書)学術書院、1946
  • 『虫垂炎』(医家叢書)医学書院、1950
  • 『外科学 腹部篇』(簡約医学叢書)学術書院、1950-55
  • 『鼠径ヘルニアの臨床』(医家叢書)医学書院、1954
  • 『心臓外科学 血管心臓外科学 後篇』金原出版、1959
  • 『腹部外科学』医学書院、1960
  • 『頸胸部外科学』医学書院、1962
  • 『謡曲のふる里』鹿島研究所出版会、1968
  • 『謡曲ゆかりの古蹟大成』中山書店、1983.9

共編著[編集]

  • 『腹部レ線写真読影講座』第1-13集 高橋忠雄,近藤台五郎共編、金原出版、1954-65
  • 『医学・生物学のための実験外科ハンドブック』編著、医学書院、1967
  • 『表解図解外科診断学』羽田野茂共編著、中山書店、1968
  • 『人工臓器』(ME選書)編、コロナ社、1969