朝霧満
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朝霧 満（あさぎり みつる）は、多丹モトによる日本の漫画作品『父で娘』に登場する人物。
概要[編集]
衛志が所属している光羽（みつわ）高等学校のサッカー部マネージャー。一人称は「僕」。
普段はショートに眼鏡をかけている中性的な男子高校生の姿をしている。だが、女装しているときは「ミチル」と名乗ってウィッグをかぶってコンタクトを入れている。その姿は衛志もすぐにはミチルと朝霧が同一人物と気づかないほどの女装ぶりであり、衛志好みの外見。運動は苦手で周囲に馬鹿にされていたところを衛志に励まされたことがあり、それがきっかけで好きなことをしてみようと女装をするようになった。
動向[編集]
- 第3話
- 小百合と円がサンバの踊りの練習をしていたために夫婦共々風邪をひいてしまい、衛志は開店準備のために円の代わりに店に行くことにする。そこで、朝霧はその店に女装した姿でミチルとして常連になっており、衛志と会ってしまって慌てて帰っている。
- 翌日、朝霧は衛志からお袋の風邪が心配だから早く帰ると伝えておいてくれと頼まれて、部長に伝えている。
- 第4話
- 体育祭で実行委員をやっている朝霧。そこで、いつも行っている店の店長である円をみかけている。
- 第5話
- 海のキャンペーンガールのバイトに受かった朝霧。ミチルモードでバイトをしていたところ、偶然にも家族で海にやってきていた矢沢家と会っている。小百合に試供品の日焼け止めを渡している。溺れてライフセーバーのお兄さんに人工呼吸をされている衛志を見ており、衛志は見られたとショックを受けている。
- 第7話
- 円に頼まれて衛志は見せの手伝いに行ったところで女装させられてしまったところで店を訪れた朝霧。衛志の女装姿にドキドキしたり、円が本当は男で衛志の父親という事実を知ったりしている。その後、やってきた佐藤というおじさんが女装に興味があるという話で、数日後に円に女装の指導を受けることになる。
- 数日後、なんとなく気になって店に来ると衛志もきていて、衛志が女装に興味が出てきたのかなとドキドキしている。その後、佐藤というおじさんが聖の変装であることが分かってハチャメチャとなり、朝霧は「矢沢君の家族って…変」と思うのだった。
- 第8話
- メイドコスプレで割引になるケーキ屋にメイド服でやってきた朝霧は、同じようにメイド服姿になって家族三人で来ていた矢沢家の三人と会う。そこで、スウィーツ一年分の無料券を賭けておいしそうにスウィーツを食べるメイドという課題をすることにする。段々、過激な課題になってきて戸惑ってしまう朝霧の代わりに衛志は体を張って課題をこなす。その後、円が優勝してスウィーツ一年分の無料券を手に入れるも店内が騒がしくなって、朝霧は衛志に連れられて店の外に出ている。
- ミチルは衛志に店で庇ってくれてありがとうとお礼を言う。そのときに転んでしまってコンタクトを落としてウィッグを外したことで、ミチルがサッカー部のマネージャーの朝霧満と同一人物ということを衛志に気づかれてしまう。それから衛志は朝霧のことが可愛く見えてしまって微妙に距離を取るようぬなるのだが、それをもう仲良くしてもらえないのかなと思ってしまった朝霧は落ち込むのだった。
- 第9話
- 聖の計略で矢沢家の家族三人で温泉旅館に泊まることになる。そして、聖は衛志が円への興味をなくす策略として、朝霧とくっつけようと手紙を送っている。これによって、朝霧も温泉旅館に来ており、衛志たちと温泉で出会う。そこで円はミチルが本当は男だったということを知る。その後、3人で背中の流しっこをしようとするも妄想によって倒れてしまった衛志を円と一緒に運んで休ませている。
- 衛志が意識を取り戻して朝霧は衛志と二人っきりになる。そこで、朝霧に温泉旅館に来るように伝えた手紙は衛志が送ったものではないことを知る。それで、やはり嫌われたままだったのではないかと落ち込んでしまった朝霧に対して、衛志は嫌ってなんかいないと言って仲直りしている。
- 第10話
- 最近太ってきたのではないかと話し合う円、小百合、ミチル。三人は矢沢家でダイエットをすることにした。衛志の家で三人はダイエットをすることにする。一か月後、ダイエットが成功してお祝いするのだが、円が酒に酔って衛志にキスしまう。それに対抗して朝霧も衛志に抱き付いてキスしたりしている。
- 第11話
- ミチルは衛志と二人きりになりたいと考えて、円と小百合のためのサプライズクリスマスパーティーをしようと衛志提に提案。準備が終わったところで、朝霧は衛志からネックレスのクリスマスプレゼントを渡される。嬉しくて涙が出て、朝霧もマフラーのクリスマスプレゼントを衛志に渡している。その後、衛志から男でも好きと告白される。キスをしようかという瞬間、円と小百合が一緒に仕事から帰ってきて、慌てて誤魔化してクリスマスパーティーを始めるのだった。
- 最終話
- クリスマスパーティーの最中に乗り込んできた聖は、結婚式にも招待されないんだと泣き喚く。それに小百合が共感したことで、小百合と聖は和解。円も結婚式に聖が協力することを認めるのだった。
- 小百合と円の結婚式に招待され、すごいお屋敷が会場となっていることに驚く。衛志のタキシード姿にドキドキしつつ、結婚式が始まる。小百合の投げたブーケが降ってきて朝霧が受け取る。そこで、朝霧は衛志にキスをされて周囲は二人がカップルだということを知るのだった。十か月後には、小百合と円の間に新たに子供が生まれてみんなでハッピーな日々を過ごすのだった。