有害アニメ (中華人民共和国文化部)

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有害アニメ(ゆうがいあにめ)は、中華人民共和国国務院管轄の中華人民共和国文化部が独自の基準で有害だと判断したアニメ。日本のアニメが多く、基準を疑問視する声も多い。

概要[編集]

有害アニメとは、中華人民共和国文化部が有害だと指定したアニメのこと。当局により、有害だと判断されると規制されて取り締まりが行われる。テロリズムなどの描写があるアニメが対象だと思われるが、ブラックリストとして発表されたアニメのタイトルを見てもどういうアニメが対象なのかという具体的な基準は分かりにくい。また、規制されたアニメのほとんどは中華人民共和国のアニメではなく、日本のアニメとなっている。

処分[編集]

2015年6月8日、第23回違法インターネット文化活動取締調査で、動画配信サイトの運営会社29社が行政処分を受けて、他に違法アニメ動画を配信した8サイトが閉鎖されたと発表[1]。動画配信サイト運営会社の「北京天天」、「楽視網」(北京)、「風行在線」、「暴風」、「凌飛天下」、「愛奇芸」、「捜狐」、「百度」、「騰訊」を「インターネット視聴番組サービス管理規定」および「インターネット文化管理暫定規定」に違反して違反インターネットアニメ番組を提供したとして、文化市場総合執法局によって有害アニメ番組の提供を停止させられた上で警告や罰金などの行政処分を行う。「漫画島」、「洒洒動漫網」などの違法アニメ動画配信サイトの8サイトは無許可でインターネット文化運営活動やインターネット視聴番組サービス事業を行って、有害アニメをインターネットで配信したとして文化市場総合執法局によって摘発されて、通信管理部門にサイト閉鎖を命じられた。

ブラックリスト[編集]

第23回違法インターネット文化活動取締調査と共に中華人民共和国文化部は、第1回違反アニメ作品リストを発表。新浪新闻にて発表された「ブラックリスト」入りした有害アニメは、38作品にも及んで全て日本のアニメだった[2]

第1回発表[編集]

第1回目の有害アニメのブラックリスト入りは以下の38作品[3]

脚注[編集]