星と旅する

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星と旅する』(ほしとたびする)は、石沢庸介による日本漫画作品

概要[編集]

少年マガジンR』2017年3号(『月刊少年マガジン』2017年5月号増刊)より連載開始。

ストーリー[編集]

星に浮かびながら宇宙を旅するゲンジ。ある日、ゲンジは記憶喪失の少女ルナを保護する。ゲンジとルナは桃源郷の星を作る夢のために一緒に旅をすることになるのだった。

登場人物[編集]

ゲンジ
本作の主人公。更地フェチであり、更地から桃源郷みたいな星を作ることが夢。ナリキーから買った衛星を見て興奮して探索して、畑に仕える腐葉土や温泉などを発見している。
母星で浮かんでいる船にルナがいるのを見つけて保護。その後はルナの保護者のような立場になっている。
戦闘能力は高く、害獣相手にもひるまない。かつて「鬼人(きじん)」と呼ばれていた。
ルナ
本作のヒロイン。母星で船に気絶して乗っていたところをゲンジに救助される。救助される前の記憶はない。13・14歳くらいの少女。胸は小さく、シーナの胸を少し見たりと大きくなりたいという思うはある模様。
子ども扱いされるのが嫌いなお年頃。ゲンジの役に立ちたいと思って色々と行動する。蛇腹カマキリがホシイバナを襲来した時は危険を顧みずに自分に引き付けて村のみんなを守ろうとしている。また、自分を襲おうとしていたカマキリのことも思いやれる心優しいところがある。
ベイダー・フレイム
かつて大国(巨星)の総指揮を務めた男。狩人で鳳凰匠(ほうおうじょう)。
ローリエ
ベイダーのメイド。ベイダーのことを「ベイダー閣下」と呼んでいる。
シーナ
ホシイバナ村長の女性。ゲンジが、村のことを考えてアゲハの幼皮を安く売っていたのを見て、ゲンジを「いい男」と評価する。そして、ルナのためにパン作りの面倒を見てあげたりしている。巨乳。
ナリキー
成金の星乗り。第1話で自分の星を自慢したいがためにゲンジの家星に衝突。ゲンジたちを星に招く。そこでルナと一緒に星々を巡る旅をしようと誘おうとするもスルーされている。このとき、ゲンジにごみ捨てように買った衛星を売っている。

害獣[編集]

閻魔アゲハ(えんまアゲハ)
害獣指定外来種。
蛇腹カマキリ(じゃばらカマキリ)
害獣指定外来種。アゲハを捕食するほどの戦闘力。
ホシバシイ
ホシイバナにある成長の早い樹。成長も早く、色々と便利。養分を全てもっていくので他の木が育ちにくかったり、害獣の被害にあいやすいデメリットもある。

用語一覧[編集]

超近接衛星(ちょうきんせつえいせい)
人が所有して暮らす星。母星(ぼせい)・国星(くにぼし)・町星(まちぼし)・村星(むらぼし)・家星(いえぼし)というように大きさも人口も違う星々で人々が暮らしている。母星の99.9%は海なので、人々は母星に浮いている超近接衛星群で暮らしている。
異重力(いじゅうりょく)
超近接衛星の根源となるエネルギー。謎だらけの力だが、母星の上をつかず離れずで浮かび、星から星へとひきあって進む力がある。

単行本[編集]

講談社コミックス 月刊マガジン講談社)より発売。

巻数 初版発行日 ISBN 備考 サブタイトル
1 2017年10月17日(2017年10月17日発売[1] ISBN 978-4-06-392609-5
  • 第1話 超近接衛星(ちょうきんせつえいせい)
  • 第2話 異重力(いじゅうりょく)
  • 第3話 村星(むらぼし)ホシバシイ
  • 第4話 ベイダー・フレイム

脚注[編集]

外部リンク[編集]