文野さんの文具な日常
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『文野さんの文具な日常』(ふみのさんのぶんぐなにちじょう)は、榎本あかまるによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『月刊コミックゼノン』2016年12月号から2019年9月号まで連載された。
ストーリー[編集]
無表情でクールな文野さん。仕事場でそんな文野の隣に座っている牧田は、彼女に苦手意識をもっていたが、様々な文房具で遊んでいるところを見てしまい、昔を思い出して懐かしむのであった。
登場人物[編集]
- 文野さん(ふみのさん)
- 本作の主人公。無表情でクールな性格。「はい」「いいえ」「何か?」の三単語を使って相手を遮るということで同僚から恐れられている。
- 文房具が好きであり、文房具にかかわっているときには笑顔を見せる。スタイルがよく、胸も大きいとお風呂場で女性から見られたりもしている。
- 周囲にたくさんの人からコミュニケーションを求められると、戸惑ってしまう。口下手で話すのが苦手な自覚があり、牧田には感謝していた。
- 牧田(まきた)
- 本作のもう一人の主人公。35歳の男性。文野の上司で主任。メガネをかけた温和な性格。
- 仕事では文野の隣の席であり、文野に怖がっていた。しかし、文野が文房具で遊んでいる姿を見て、昔を思い出したりして和んだりもするようになる。
- 新しいプロジェクトに文野が参加した時は、うまくやれるのかどうか心配していた。文野の周囲にたくさんの人が集まったのを見て、感動したりしている。
- 県外に異動して、経験を積んだのち、最終話で文野のところに戻ってくる。
- 小手川ましろ(こてがわ ましろ)
- 文野さんの同期。営業所所属。身長140cmと小柄。文野をライバル視している。
- 海外に行くこととなり、最終話で研修先でヘッドハンティングされて英語をしゃばれないが活躍している。
- 新名(にいな)
- 26歳の女性。出入り業者。文具が大好きであり、コミュニケーション能力も叩く、文野さんともすぐに打ち解ける。
- 結婚して家の家業を手伝うことになり、最終話では二人の子供がいる。
- 寺島(てらしま)
- 46歳。男性課長。昼休みでも仕事と関係ないものを持ち込むことを許さない厳しい性格。
- 神田社長(かんだしゃちょう)
- 51歳。文野さんたちの会社の社長。文野さんを新しいプロジェクトに参加させる。穏やかな性格だが、妥協はしない。
- 山下(やました)
- 35歳。牧田の同期。新しいプロジェクトの進行役をする。
- 文野 エミ(ふみの エミ)
- 文野さんの妹。姉とは仲が良く、文野さんの彼氏候補として牧田に注目する。
- 最終話にて姉と同じ会社に就職する。
- 渡辺(わたなべ)
- 67歳の総務部従業員男性。6個目「かみつきばあちゃん消しゴム」にて登場。消しゴム「かみつきじいちゃん吾作(ごさく)」に似ている。
単行本[編集]
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 | 2017年7月10日(2017年6月20日発売) | ISBN 978-4-19-980419-9 | 帯には「ラーメン大好き小泉さん」の鳴見なるが推薦文を寄せている[1]。 |
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2 | 2018年2月10日(2018年1月20日発売) | ISBN 978-4-19-980472-4 | 帯に「なんでここに先生が!?」の蘇募ロウが推薦文を寄せた[2]。 |
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3 | 2018年11月10日(2018年10月20日発売) | ISBN 978-4-19-980526-4 |
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4 | 2019年10月10日(2019年9月20日発売) | ISBN 978-4-19-980592-9 |
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