文調
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文調(ぶんちょう)には、数種ある。
- だ調
- です・ます調
- である調
- でございます調
- 文語文
概要[編集]
「吾輩は猫である」は、
- 「俺は猫だ」
- 「私は猫です」
- 「吾輩は猫である」
- 「私(わたくし)は猫でございます」
- 「我は猫なり」
と同義である。
「同義であるなら置きかえ可能である」はずなのだが、「あたしはネコなんだよね」が同義かどうかはまた別の話である。
「英語だったら『I'm a cat.』で済むのだから、それだけ日本語は遅れた言語なのだ!」と主張する人もいるわけで、「日本語を禁止して、フランス語を国語として定めよう」と真面目に主張した志賀直哉もいる。習近平は「世界人類が北京語を話すようになりますように」とたぶん思っているだろうし、プーチンは「明日にでも、いや、一分一秒でも世界人類がロシア語を話すようになりますように」と本気で思っているらしく、ウクライナ語を認めない。
NHK を含めた日本のマスコミにも、「日本人はすべて標準語を話さなければならない」と頑なに信じていた人がいて、その悪影響は現在でも残っている[1]。
脚注[編集]
- ↑ 「方言札」はフランス発祥である。