指圧
ナビゲーションに移動
検索に移動
指圧(しあつ)とは、両手親指でおすことで筋肉の中に溜まった老廃物を絞り出し、血液やリンパ液の循環を促進し、筋肉の腫れや凝りを解消する柔解法。開祖は浪越徳治郎。
概要[編集]
じつは高等技術である。実技を教えられる人が少ないことと、握力がある人でないと何人も施術できないからである。したがって腕のある非・プロに弟子入りするのがいい。
「指圧」というのは指で圧すわけだが、そのときの感触で幹部の状態を推し量らないとうまくゆかない。ところが被術者はたいてい緊張しちゃって触られるとくすぐったい。したがって、「叩打」にも熟達していないとダメである。達人になると、「粉雪の球が当たって弾けたような」感じになる。で、様子がわかったところで、僧帽筋をほぐしにかかる。これが効くと、肩甲骨の下に指幅三本分くらい滑りこんだりする。ただし、よだれは垂れるわ鼻のつまりが解消するわといった効果があるため、膝の上にスポーツタオルを敷き高級ティシュー(スコッティのカシミアなど)を用意しておくこと。
人間生活との関わり・利用[編集]
指圧の弱点は、量がこなせないことである。たとえば「相撲取り五人を一日で、しかも全身を」とかいったら こっちの手がいかれる。
そんなわけで「足力」なんかも併用することもある。うどんは踏んで作るが、蕎麦は手打である。たったら機械打ちとか饂飩のような「足打ち」もアリだ。
組体操とかマスゲームみたいな「将来なんにも役立ちそうにない」技術よりも、「指圧」「饂飩打ち」「蕎麦打ち」「陶芸」などを教育に取り入れたほうがいいと思う。
「陶芸のようなお上品な技術は不要である」と考える親や教師もいるだろうが、じつは自衛隊でも「靴下の揉み洗い」などで活用されている。コツは一緒である。
その他[編集]
- 浪越徳治郎は映画『ほんの 5g』に、パチプロ「村雨」役で出演していた。
名言[編集]
「指圧の心は母心、押せば生命の泉湧く」(浪越徳治郎)
脚注[編集]
関連作品[編集]
- 『ほぐれゆく私』(『卓球戦隊ぴんぽん5(2)』)