抜刀隊 (軍歌)
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抜刀隊 (ばっとうたい)は1885年に発表された日本の軍歌である。
概要[編集]
西南戦争の際、警視庁巡査隊によって組織された抜刀隊を讃えて作られた。作曲はお雇い外国人でフランス人のシャルル・ルルーである。軍歌であるが、警察歌でもある。陸軍分列行進曲の前奏に使われる。
歌詞[編集]
我は官軍我が敵は 天地容れざる朝敵の
敵の大将たる者は 古今無双の英雄で
これに従う兵は 共に剽悍決死の氏
鬼神に恥じぬ勇あるも 天の許さぬ叛逆を
起こしし者は昔より 栄えしためしあるものの
刃の下に死すべきに 大和魂あるものの
死すべきときは今なるぞ 人に遅れて恥かくな
敵の滅ぶるそれまでは 進めよ進め諸共に
玉散る剱抜き連れて 死する覚悟で進むべし