愚人の毒
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- 亜砒酸の異称。毒殺に用いても、すぐに判明することからいう。
- 小酒井不木の推理小説のタイトル。
本項では2.について解説している。
『愚人の毒』(ぐじんのどく)は、小酒井不木の推理小説。『改造』大正15年(1926年)9月号に発表。
愚人の毒の異名を持つ亜砒酸によって、奥田未亡人が毒死する。下手人は実子か、養子か・・・・・・犯人の謎を明らかにすべく、死亡診断書を書いた山本博士が、警察から尋問を受けるが、意外な真相が最後に明らかになる。
プロットとしての完成度は高いが、ある程度推理小説を読みなれた人なら、序盤早くで犯人の目星がついてしまう程度のもので、推理性としては弱い。
外部リンク[編集]
- 青空文庫 - 本文を無料で読むことが出来る。