愉快犯

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愉快犯(ゆかいはん)とは、人(個人・集団)が恐怖・混乱で慌てふためく様子を見て快感を得る犯罪の類型またはその犯罪を行った者である。

概要[編集]

愉快犯という言葉が広く知られるようになったのは1977年に発生した青酸コーラ無差別殺人事件がきっかけと言われる。自分の行為で世間が恐怖・混乱で慌てふためく様子を見たいがために迷惑行為やイリーガルな行為を起こす者を愉快犯と呼ぶ。起こした行為の内容が犯罪ではないが、同様の目的で迷惑行為を起こす場合も愉快犯に含まれる。

起こした行為の内容が犯罪になる例としては嘘の犯行予告をインターネット上に書き込んだり、電子メールで送ったりするものが代表的。

実際に愉快犯の犯行だと立証されたケースではないが、あるコンテンツの評判を落とすためいわゆるアンチがそのコンテンツに関係する場で迷惑行為や非常識な行為を行い、それを周囲が確たる証拠もなしに勝手に「◯◯のファンがやったに違いない!非常識だ!」と騒ぎ立て、その様子を陰でほくそ笑みなら見ているものもあると言われる。

愉快犯の頻発は本気の犯行予告と愉快犯の区別の感覚を鈍らせ、取り返しのつかない最悪のケースに発展してしまうという悪影響がある。

主な愉快犯の事例[編集]