恋愛グリモワール〜最強童貞の勇者様が結婚しないと世界は滅亡するそうです〜
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『恋愛グリモワール〜最強童貞の勇者様が結婚しないと世界は滅亡するそうです〜』(れんあいグリモワール さいきょうどうていのゆうしゃさまがけっこんしないとせかいはめつぼうするそうです)は、いぬやまりこによる日本の漫画作品。
概要[編集]
2020年2月12日発売の『月刊少年ガンガン』3月号より連載されている[1]。
ストーリー[編集]
魔王を封印したシグルドだが、女性経験なしで30歳になったら勇者の力をうしなってしまうために婚活を始める。クリムのアドバイスを得て婚活を続けるが、恋愛下手なこともあって失敗続き。メデューサ、スライムと恋をするも立て続けに失敗。そして、魔王によって勇者魔法使い化計画として、シグルドを魔法使いにすべくヒルダを使って邪魔しようとする。そして、次の刺客としてスフィンクスがやってくるのだった。
登場人物[編集]
- シグルド
- 本作の主人公。29歳、9代目勇者。魔王の封印に成功したのち、近いうちに蘇るとされる魔王に対抗するためにも婚活をしている。女性経験なしで30歳を迎えると勇者の力を失って魔法使いとなってしまうため、魔王に対抗できる勇者の血をひくものを残すためにも結婚しなくてはいけない。惚れっぽいが、何故か好きになる相手は魔物ばかりであり、その魔物も浄化されて人間に戻ると興味を失うために進展がない。恋愛指南書として持っている恋愛グリモワールをクリムに解読してもらって、参考にしながら行動しているが、恋愛下手であることもあってうまく活用できていない。
- クリム
- クォーターエルフ。外見は子供のようにも見えるが、見た目通りの年齢ではなさそう。初めてのキスはいくつかという質問には18歳のときと恥ずかしながら答えている。
- 本が大好き。ニューベルン西の森で本を読んでいたところ、魔物に告白して玉砕していた勇者のシグルドに出会う。そして、世界の命運がかかっていることもあってシグルドに気乗りしないながらも協力することになる。古代エルフ語で書かれている「恋愛グリモワール」を解読できることもあり、本の内容を伝えるなどして恋愛に関するアドバイスをしており、シグルドには師匠と呼ばれている。
- メデューサ
- 呪われた町のトーニスの屋敷にいたメイと名乗った少女。正体は魔王直属の部下のメデューサであり、相手を石に変えることができる。メルに一目ぼれしたシグルドのことも石に変えようとするも、シグルドに倒れてくる柱から守られたことでデレる。闇の力による破壊衝動も勇者の力で封じられて、人を襲わなくなる。だが、魔物でなくなったことで勇者がときめきを感じなくなってしまう。その後はシグルドと結ばれようと一緒に行動している。
- 胸が大きく、闇の力に支配されていたころは露出が多かった。闇の力をはらわれてからは、胸を少し出しても恥じらいを覚えるようになっている。
- スライム
- イムと名乗って倒れていたところをシグルドに助けられて懐いた少女。シグルドに求婚されるも正体はスライムであり、シグルドの力を取り込んだ時には巨大化したが、勇者の力によって魔物としての力もなくなって小さくなった。魔物でなくなったことで恋愛感情はなくなったシグルドだが、懐かれていることもあってシグルドはイムを連れて一緒に旅をすることにしている。
- 女王ヒルダ
- ニーベルンの女王。シグルドやクリムとも顔見知り。名君だが、無茶振りをするということで幼馴染のシグルドらには苦手意識を持たれている。
- シャドウレディに操られたときにはシグルドが30歳まで結婚しないように足止めさせられていた。勇者の力で元に戻った。シグルドに対しては好意そのものはある様子。
- シャドウ
- ヒルダを操っていた魔物。勇者の力で闇の力がなくなって元に戻る。その後は、ヒルダに使われている様子。
- スフィンクス
- スフィと名乗って砂漠の港町テーバイで勇者一行の前に現れる。正体はスフィンクス。記者として勇者の取材をするという名目で近づき、勇者を結婚させないように邪魔することをたくらむ。恋愛アドバイスをするクリムを亡き者にしようとダンジョンに誘いこむが、勇者たちがついてきたこともあって失敗。そのため、勇者たちの仲間として潜り込んで、機会を探る。
単行本[編集]
スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックス〉より発売。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 | 2020年10月12日(2020年10月12日発売[2]) | ISBN 978-4-7575-6897-6 |
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