忍東照宮

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忍東照宮(おしとうしょうぐう)は、埼玉県行田市本丸の東照宮

歴史[編集]

松平忠明が大和郡山藩主のとき、祖父徳川家康を祀るため東照宮を勧請した。東照宮は松平家の転封とともに移転し、慶応4年(1868年)鳥羽伏見の戦のさいに大坂蔵屋敷内の東照宮を、忍城の西方の下荒井に遷座された。明治7年、本丸の一部になる諏訪郭内に本殿を移し、明治33年、藩祖の松平忠明も配祀した。現在の拝殿は昭和5年の造営になる。

文化財[編集]

  • 徳川家康画像(県指定有形文化財) 徳川家康が衣冠を着用し、笏を持して正装した42歳の姿を描いたとされる画像で、家康の長女亀姫が慶長16年(1611年)に府中(のちの駿府)に赴いた際に家康から与えられ、のち亀姫の四男松平忠明に伝えられたもの。