心合寺山古墳

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

心合寺山古墳(しおんじやまこふん)とは、大阪府八尾市にある前方後円墳である。

概要[編集]

心合寺山古墳は、全長約160メートルで中河内最大の古墳。3段に土が積み上げられ、斜面は葺石に覆われ、平坦面には約3000本の円筒埴輪が並べられていた。盾や鶏などの形象埴輪、水の祭祀場を現した埴輪と説明されている塀に囲まれた家型の形象埴輪[注 1]もみつかっている。古墳は、およそ10年にわたる調査がされ、復元整備された。実際に登ることができ、大阪平野を一望することができる。整備された古墳では、全国でも最大級。隣接するガイダンス施設「しおんじ山古墳学習館」に出土品の展示がされている。心合寺山古墳を含め周辺の向山古墳、西ノ山古墳、花岡山古墳、鏡塚古墳と合わせて楽音寺・大竹古墳群と呼ばれている。1966年に国の史跡に指定されている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 地球の謎解きでは、ジンムにさらわれたヒミコの娘イトがこのようなところに幽閉されたことを伝えるために残されたと伝えられている。[1]参照

関連項目[編集]

外部リンク[編集]