徳富蘇峰・蘆花生家
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徳富蘇峰・蘆花生家(とくとみそほう・ろかせいか)とは、熊本県水俣市浜町2丁目6番5号に存在する徳富蘇峰・徳富蘆花兄弟の生家のことである。
概要[編集]
明治時代から昭和時代にかけての評論家・小説家であった徳富蘇峰・蘆花兄弟の生家で、水俣駅から北東におよそ1キロの地点にある。蘇峰は幕末の文久3年(1863年)に、蘆花はその5年後にそれぞれ生まれており、実家は酒造業を営んでいた。明治3年(1870年)に熊本市に移っているが、蘇峰はこの生家を「此家は水俣浜村に於ける最初の土蔵造り瓦屋で、予が五代の祖久貞君の時に出来た家だ。土地では之を浜の居蔵と称していた」と語っている。
現在では持ち主は徳富家から変わって、改修なども行われているが、黒板塀をはりめぐらせた白壁土蔵造り、一部2階建ての家が遺存して、その昔をしのぶことができる。