常民(サンミン)とは、朝鮮半島の身分制度における第4番目の身分階級。
主に農民などの一般庶民を指すが、大半が小作人だったという。白丁とは違い賎民でないものの、実質的な人権はほとんど無く「常奴」(サンノム)という蔑称もあった。
1910年の日韓併合により、朝鮮総督府によって身分制度が廃止されると解放された。