岸和田だんじり妻殺害事件

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岸和田だんじり妻殺害事件(きしわだだんじりづまさつがいじけん)とは2004年9月に発生した殺人事件。犯人の自供まで遺体が隠されていたため、当初は失踪事件として扱われた。

概要[編集]

2004年9月12日午前0時30分頃、大阪府岸和田市の女性(当時40歳)が中学の同級生と居酒屋でだんじり話をした自宅で別れたのを最後に行方不明になる事件が発生。女性は岸和田生まれの岸和田育ちであり、だんじり祭りに関するファンサイトを運営するだんじり好きな女性であった。

2005年3月14日、テレビ朝日放送「奇跡の扉 TVのチカラ」に出演し、情報を呼びかけた。

捜査において、女性の知人だったトラック運転手が捜査線上に浮上。トラック運転手は事件当時「家で寝ていた」と説明したが、その後の調べで事件当時に車を走行していたなど供述の矛盾が判明。追求するとトラック運転手は犯行を自供。トラック運転手は妻帯者だったが被害女性と不倫関係にあったこと、9月12日午前40分に女性宅に訪問して口論となり女性を殺害し、午前3時10分、女性の死体を車に乗せて自宅を出発し、大阪府泉南市内の山中に死体を遺棄していたと供述。運転手の供述から、女性の遺体が確認されたため、3月30日に殺人罪と死体遺棄罪で逮捕された。被疑者は前述の「奇跡の扉 TVのチカラ」に出演し、行方の協力を呼びかけていた。

2006年2月8日、大阪地裁は被疑者に懲役14年を言い渡した。

関連項目[編集]