岩谷遺跡(いわやいせき)とは、愛媛県北宇和郡 鬼北町にある縄文遺跡である。
岩谷遺跡は、四万十川支流の広見川東岸の河岸段丘上にある遺跡で、上段下段に分かれており、どちらからも多量の土器と様々な石器が発見された。特に下段の遺跡からは、環状列石や組石等の配石遺構が確認されている。西日本では、配石遺構は非常に珍しく、貴重。配石遺構には、屋根と柵がつけられ、柵の外から見学することができる。雪だるまのような可愛らしい形に石が並んでいる。1982年に、愛媛県指定史跡に指定されている。