山窩 (さんか)とは、かつて日本国内にいたとされる一定の集団の漂泊の民である。
一箇所に定住せず、河原などにテントを張って魚を捕ったり、竹細工を作って、それらを農村で農産物と物々交換して生計を立てていたとされている。しかし、参考文献は全て偽書であり、仮にいたとしても明治時代の学制施行、徴兵令の施行によって追われ、さらに国家総動員法による「根こそぎ動員」によって1940年代前半には消滅したと考えられる。指名手配された犯罪者や債務を負った人物が数十年間山間に潜伏して話題になることがあるが、単独による潜伏は山窩とはいわない。
参考文献[編集]