尾灯

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尾灯(びとう)とは、自動車などの乗り物の後部(尾部)に設置されるライトのことである。テールランプやテールライトとも呼ばれる。

概要[編集]

テールランプはヘッドライトと連動[注 1]し、夜間や悪天候時に後部から視認しやすくするための灯火である。ブレーキランプ(制動灯)と兼用するタイプも多く、ブレーキを踏んだ際にはより明るく点灯させ無ければならないとされる[注 2]方向指示器と後退灯、制動灯リアフォグランプとリフレクター(反射板)と併せてリアコンビネーションランプを構成する部品の一つである。

かつては無色の電球にクリアレッドの樹脂製カバーがかけられたものが一般的であった。しかし、近年ではクリアテールと呼ばれる透明なテールライトカバー[注 3]やレンズのみ赤色のユーロテールの車も多い[注 4]。かつてはアフターパーツとして販売されていたが、純正オプション装備としているケースもある。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 実際は車幅灯と連動することが多い
  2. 制動灯のほうが5倍程度強く発光するものとされている。
  3. 当然であるが、電球は赤色のものを使用する必要がある
  4. クリアテールであればトヨタ・プリウスホンダ・フィットなど多数が、ユーロテールであればトヨタ・アルテッツァなどがある