尹 昌(いん しょう、生没年不詳)は、中国の三国時代の魏の平民。
弘農郡太守の劉類が巡察して来ると聞いて息子に「ぜひ殿様の姿を見て礼を述べたい」と言った[1]。この時尹昌は100歳近い老人で息子に身体を支えてもらって道端で待ち続けたが、劉類は「こんな死人に会わせるのか」と冷酷非情に息子を叱りつけたという[1]。