少女ファイト

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

少女ファイト(しょうじょふぁいと)は、日本のバレーボール漫画。春高バレーを目指す高校生たちを描く。作者は日本橋ヨヲコ。イブニング連載。

概要[編集]

メンタルに問題を持つ主人公大石練は、仲間に恵まれて徐々に自分を回復していく。複雑に構築された伏線が絡み合い、物語に投げかけられた謎が巻数を重ねるごとに明らかになって行く。各キャラクターのメンタルの成長に焦点を当てた物語になっている。

あらすじ[編集]

バレーの名門校、白雲山に入学した大石練は、自分の実力を殺して生きてきた。その理由は、白雲山を受験する時、かってのチームメイトに裏切られたからだ。ところがひょんなことから、練習試合に出る羽目になった大石練は、実力を発揮していくが、試合中にチームメイトとぶつかり体調を崩してしまう。やがて、不純異性交遊の疑いをかけられた主人公は黒曜谷に転入し、そこで初めての信頼できる仲間と出会うのだが。

登場人物[編集]

[1]

大石練
(おおいしねり)多い試練とも読める裏設定がある。バレーの実力はピカ一だが。メンタルに問題がある。姉の真理を交通事故で亡くしている。実家は銭湯。
大石真理
(おおいしまり)かって黒曜谷OB世代のエース選手だった。陣内笛子とコンビを組んでいた。いつも手帳にメモしてる。故人。
小田切学
(おだぎりまなぶ)小学生時代いじめられていたが、大石練に助けられたことがある。長らくバレーボールの漫画を描いていて、漫画のために黒曜谷バレーボール部に入部する。親の仕事は眼科医。
式島滋
(しきしましげる)式島家の長男。練の幼馴染。練の恋人である。病気を抱えていて選手からマネジャーに交代する。煩悩が強い。
式島未散
(しきしまみちる)式島家の次男。練たちの幼馴染。サボり癖があるがバレーの能力は高い。学と付き合う。
早坂奈緒
(はやさかなお)一見コギャル風だが、バレーは器用でそつなくこなす。延友と仲が良くいつもつるんでいる。賭けバレーに参加した経験がある。実家は美容室。
延友厚子
(のべともあつこ)スケバン風。長いスカートをはいてる。義母との仲が悪い。センター。実家は寺。
伊丹志乃
(いたみしの)関西人。セッター志望だが身長が足りない。監督からはリベロの才能を見抜かれるが。かって中学時代八百長試合の疑いをもたれる。
長谷川留弥子
(はせがわるみこ)母親が女優で、親譲りの美貌で中学バレーではアイドル的存在だった。ディグ(防御)はあまり上手くない。センター。
犬神鏡子
(いぬがみきょうこ)キャプテン。人の心をつかむのが上手い。黒曜谷の理事の娘でもある。身体が弱く試合に長く出られない弱点を持つ。
鎌倉サラ
(かまくらさら)長身で男性的な二年生。あまり自分を出さない。
蜂谷由佳
(はちやゆか)三枚目で体重増を気にしているが。チームの潤滑油でもある。
陣内笛子
(じんないふえこ)監督。いつも和服を着ている。黒曜谷OB。真理の交通事故を止められなかったことを悔やんでいる。
由良木政子
(ゆらぎまさこ)黒曜谷OB。コーチ。弟がいる。

こぼれ話[編集]

2ちゃんねるで有名なとあるセリフ付きアスキーアート(AA)は、式島滋のセリフが元である。なおAAのキャラクターは別人(女性)になっている。

おまえがそう思うんなら そうだろう おまえの中ではな

 - 式島滋

脚注[編集]

  1. アル 少女ファイト2023年8月19日閲覧。

外部サイト[編集]